附属池田中学校が国際的な学校安全認証である「インターナショナルセーフスクール(以下,ISS)」を取得し,10月10日に認証記念式典が行われました。国内5校目,中学校としては国内初となります。 ISS認証は,「運営体制」「長期的に持続可能な取組か」「評価分析されているか」「情報収集と情報発信に取り組んでいるか」など8つの指標に基づいて評価されます。 前日の最終実地審査でプレゼンテーションや校内視察,ヒヤリングが行われ,特に生徒が主体となったケガやいじめ防止などの取り組みが高く評価され,認証が決定しました。 10日の式典には,生徒や関係者ら約600人が出席し,審査員の李明憲台湾ISS認証センター主席, WHO-CCCSPのKoustuv Dalal氏,藤田大輔日本ISS認証センター代表,小南修身池田市長,栗林澄夫大阪教育大学長,野浪正隆附属池田中学校長,小野宏規附属池田中学校PTA会長,吉田里奈附属池田中学校生徒会長が協定書にサインし,ISS旗を持って記念撮影を行いました。野浪校長は「更なる努力を重ね,安全教育のモデルをつくり,世界の学校に発信していきたい」と抱負を述べ,吉田生徒会長が「私たちは目指します 優しさあふれるあたたかな学校を みんなが安心して過ごせる安全な学校を そして世界に発信していきます 笑顔の大切さを」と声高らかにISS宣言を行いました。 13年前に発生した附属池田小学校事件を教訓に,小学校とともに附属池田中学校も安全・安心な学校づくりを世界に発信していきます。
[左上写真]実地審査でプレゼンテーションを行う辻本附属池田中学校副校長[右上写真]審査員が「安全」の授業を視察[左下写真]ISSの認証旗を掲げる一同。右から野浪校長,吉田生徒会長,栗林学長,藤田代表,李主席,Koustuv Dalal氏,小南市長,小野PTA会長[右下写真]取り組みを発表する生徒会
(総務企画課)