生計維持者の家計が急変した場合における奨学金(給付・貸与)

日本学生支援機構では予期できない事由により家計が急変した場合,次の奨学金の制度があります。

 ・緊急・応急採用(貸与奨学金)
 ・家計急変採用(給付奨学金)

緊急・応急採用(貸与奨学金)

概 要

 生計維持者の失職,破産,事故,病気,死亡,災害等により家計が急変し,奨学金を緊急に必要とする学生を対象とします。
 緊急採用は第一種奨学金,応急採用は第二種奨学金への申込みです。

家計急変要件

 以下の事由に該当したことにより家計が急変し,奨学金を緊急に必要とする場合,事由発生後12カ月以内に「貸与型」奨学金の申請が可能です。 (通年で受け付けます。)  

 1.生計維持者が死亡
 2.病気・事故等
 (1)生計維持者が事故・病気等となり就労困難【休職による収入減少】
 (2)同一生計の家族が事故・病気等となり家計が急変【生計維持者の支出増大】
 3.生計維持者が失職(退職、会社倒産、廃業)
 4.生計維持者が震災、火災、風水害等に被災
 (1)被災等により、収入が無くなった
 (2)被災等により、収入が減った
 (3)被災等により、支出が増えた(収入状況は変化なし)
 5.父母等による暴力等から避難
 6.生計維持者との離別(離婚・行方不明等)

貸与月額

在学採用と同様です。こちら(本学ウェブページ)をご確認ください。

申請資格等について

学業基準

在学採用と同様です。こちら(本学ウェブページ)をご確認ください。

対象者
緊急採用(無利子)

以下のA及びBに該当する者。

A:生計維持者の失職、破産、事故、病気、死亡、災害等又は学校の廃止によりやむを得ず他の学校に入学することで修学に要する費用が増加したことにより家計が急変し、家計急変の事由が生じたことによって、その後1年間の家計が第一種奨学金の収入基準額の範囲内になることが見込まれると認められる者
B:家計急変の事由により,申込者の属する世帯の年間の支出額が著しく増大した場合、又は年間の収入額が著しく減少した場合で、緊急に奨学金を必要と認める者

応急採用(有利子)

以下のA及びBに該当する者。

A:生計維持者の失職、破産、事故、病気、死亡、災害等又は学校の廃止によりやむを得ず他の学校に入学することで修学に要する費用が増加したことにより家計が急変し、家計急変の事由が生じたことによって、その後1年間の家計が第二種奨学金の収入基準額の範囲内になることが見込まれると認められる者
B:家計急変の事由により,申込者の属する世帯の年間の支出額が著しく増大した場合、又は年間の収入額が著しく減少した場合で、緊急に奨学金を必要と認める者 

申込期間

 随時受付(最終受付 2月下旬)
 申込書類をお渡ししますので,以下の窓口までお越しください。

《柏原キャンパス》学生支援課奨学厚生係(柏原キャンパス事務局棟3階)
《天王寺キャンパス》天王寺地区総務課学務係(天王寺キャンパス中央館1階)

新規申込(スカラネット)

 

 窓口にて書類受け取り後,以下のサイトから新規申込ができます。
 
※申込みにはID・パスワードが必要です。
 ID・パスワードは学生支援課奨学厚生係または天王寺キャンパス総務課学務係において,下記パンフレットとともに配布しています。

 奨学金の新規申込(スカラネット) ※日本学生支援機構のサイトに接続します。

(「◆奨学金の新規申込」から入力してください。)

給付奨学金(家計急変採用)

概 要

 予期できない事由により家計が急変し,急変後の収入状況が地方税情報に反映される前に支援の必要がある場合には,急変後の所得の見込みにより要件を満たすことが確認できれば,給付奨学金(家計急変採用)の支援対象となります。

家計急変要件

 家計急変により給付奨学金の対象となるのは,次の事由AからDのいずれかに該当する場合です。  事由発生後3カ月以内に「給付型」奨学金の申請が可能です。 (通年で受け付けます。)  ※進学前に事由が発生した場合は進学後3カ月以内に申し込む必要があります。(新入生対象)  
 事由A:生計維持者の一方(又は両方)が死亡した場合
 事由B:生計維持者の一方(又は両方)が事故又は病気により,半年以上,就労が困難な場合
 事由C:生計維持者の一方(又は両方)が失職(非自発的失業の場合に限る)した場合
 事由D:生計維持者が震災,火災,風水害等に被災した場合であって次の(1)(2)のいずれかに該当
  (1)上記A~Cのいずれかに該当
  (2)被災により,生計維持者の一方(又は両方)が生死不明,行方不明,就労困難など世帯収入を大きく減少させる事由が発生
  事由E:本人が父母等による暴力等から避難するために,「児童福祉法」又は「売春防止法」の定める施設等へ入所等することとなった

給付月額

支援区分 自宅通学  自宅外通学 
 第Ⅰ区分   29,200円(33,000円) 66,700円
第Ⅱ区分  19,500円 (22,200円) 44,500円 
 第Ⅲ区分 9,800円(11,100円)  22,300円
第Ⅳ区分
※多子世帯に限る 
7,300円(8,400円) 16,700円
 ※生活保護(扶助の種類を問いません)を受けている生計維持者と同居している人及び社会的養護を必要とする人で児童養護施設等から通学し,「自宅通学」扱いの人は、上表の( )の金額となります。

 ※多子世帯とは,生計維持者2名(原則,申込者の父母)のどちらかが住民税の扶養親族としている人のうち,扶養している生計維持者よりも年長でない人や生計維持者の尊属でない人の人数が3人以上となる世帯を指します。

 ★また,これと併せて本学の入学料免除(新入生のみ,入学後3カ月以内に申請した学生が対象)及び授業料免除を受けることができます。
 
(参考)授業料免除額(令和6年度)
区分 入学料免除額  授業料免除額(半期分) 
 学部
(夜間5年コースを除く)
第Ⅰ区分(全額免除)  282,000円 267,900円 
第Ⅱ区分(2/3免除)  188,000円 178,600円 
第Ⅲ区分(1/3免除)  94,000円 89,300円 
第Ⅳ区分(1/4免除)  70,500円 67,000円※
 学部
(夜間5年コース)
第Ⅰ区分(全額免除)  141,000円 133,950円 
第Ⅱ区分(2/3免除)  94,000円  89,300円
第Ⅲ区分(1/3免除)  47,000円  44,700円※
 第Ⅳ区分(1/4免除) 35,300円 35,300円※
 

※授業料免除については,家計急変月以降の月割りの適用となります。
※端数調整等により若干異なることがあります。
※新入生が入学料免除を受けるには,入学後3カ月以内に給付奨学生として採用されることが必要です。

 

申込資格等について

1 大学等への入学時期に関する要件
在学採用と同様です。こちら(本学ウェブページ)をご確認ください。
2 学業基準

在学採用と同様です。こちら(本学ウェブページ)をご確認ください。

3 家計基準
収入・所得の上限の目安
こちらをご覧ください。 (日本学生支援機構WEBサイト)
資産基準

申込日時点の学生本人と生計維持者の資産額の合計が下表の基準額未満であること。

生計維持者の人数  基準額(学生本人と生計維持者の資産額の合計) 
2人の場合  2,000万円未満 
1人の場合 1,250万円未満

 

申込方法

「Microsoft Formsで事前手続き」「スカラネットPSで申請内容を入力」「マイナンバー関係書類を郵送」「大学へのその他申請書類の提出」が必要です。
申込を検討している方は,下記URLより事前手続きを行い,早めにパンフレットを受け取ってください。

高等教育の修学支援新制度による授業料減免(日本学生支援機構給付奨学金)事前手続きフォーム
https://forms.office.com/r/TxyQVDgwsY

※大学から付与されている「Microsoft365」のアカウントによるログインが必要です。
詳細は以下URLを確認してください。
https://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~ipc/ms365

窓口配布

・柏原キャンパス所属学生
 学生支援課奨学厚生係窓口(事務局棟(N棟)3階)
 平日8:30~17:00

・天王寺キャンパス所属学生
 天王寺地区総務課学務係(天王寺キャンパス中央館1階)
 平日13:00~21:30

新規申込(スカラネット)

 

 窓口にて書類受け取り後,以下のサイトから新規申込ができます。
 
※申込みにはID・パスワードが必要です。
 ID・パスワードは学生支援課奨学厚生係または天王寺キャンパス総務課学務係において,下記パンフレットとともに配布しています。

 奨学金の新規申込(スカラネット) ※日本学生支援機構のサイトに接続します。

(「◆奨学金の新規申込」から入力してください。)