大阪教育大学と日本数学検定協会の共同研究による書籍『Excelで学ぶ教員のための教育データ分析』を発刊

2024.10.30
プレスリリース

大阪教育大学と日本数学検定協会の共同研究による書籍『Excelで学ぶ教員のための教育データ分析』を発刊

 本学は、2023年度より公益財団法人日本数学検定協会との共同研究として、現職教員および教員志望者の大学生を対象とした、教員研修の教材作成及びカリキュラムの開発を進めてきました。その教材を基に本学で公開講座を行ったところ、統計的な知識・技能の習得だけではなく、教育的な文脈を基に分析結果を解釈する力も育成され、教員が教育データを活用して個々の学習者の状況をより深く理解するための支援に一定の効果が見られました。このような背景から、学校現場での教育データの重要性と利活用法を広く伝えるために『Excelで学ぶ教員のための教育データ分析』を発刊することとなりました。

書籍名

『Excelで学ぶ教員のための教育データ分析』

発刊日

2024年11月25日(月)

著者

編著:若杉祥太
 著:納庄聡、増田高行、古川健、木原裕紀、今澤宏太、松岡亮輔、宋赫

目次

第1章 教育データ分析と統計基礎
第2章 平均値
第3章 中央値
第4章 最頻値
第5章 標準偏差
第6章 標準化
第7章 平均値の信頼区間
第8章 移動平均
第9章 Z検定
第10章 t検定
第11章 カイ二乗検定
第12章 F検定
第13章 分散分析
第14章 相関分析
第15章 回帰分析
第16章 データの集計と可視化
第17章 ピボットテーブル
第18章 BIツールの活用
第19章 アンケートの作成と実施
第20章 データの適切な保管・管理・運用
第21章 個人情報保護を踏まえたデータの利活用
コラム  代表値とデータの分布
コラム  様々な図解表現
コラム  生成AIとデータ分析
コラム  様々な図解表現
コラム  Google Formsを活用しよう
コラム  自由記述の分析
コラム  教育データの利活用実践例
コラム  アンケート調査の実施に関する手続き
付録     Excelの基本操作と教員に必要な関数