大阪教育大学と電通総研の連携事業がスポーツ庁委託事業「令和6年度『Sport in Life 推進プロジェクト(スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業)』」に採択

2024.11.06
プレスリリース

大阪教育大学と電通総研の連携事業がスポーツ庁委託事業「令和6年度『Sport in Life 推進プロジェクト(スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業)』」に採択

 国立大学法人大阪教育大学(所在:⼤阪府柏原市、学⻑:岡本 幾⼦)と株式会社電通総研(所在:東京都港区、代表取締役社長:岩本 浩久)による「生成AIを活用した中学生の新しいスポーツ習慣支援事業」(以下、「本事業」という。)がスポーツ庁委託事業「令和6年度『Sport in Life 推進プロジェクト(スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業)』」に採択されました。本事業では、大阪中学校体育連盟テニス専門部や大阪府テニス協会、大阪中学校テニス連盟、大阪私立中学校テニス連盟等と連携し、中学校における部活動改革や部活動の地域移行に応えるスポーツ環境づくりに取り組みます。

 本事業では、これまで運動部活動やテニスの研究に取り組んできた本学が、研究内容の設計、データ分析を担い、電通総研が最新の生成AIで実現可能なユースケースの検討、生成AIの環境構築、活用促進のためのアドバイスを担います。対象は主に中学生で、「練習動画をアップロードしたらアドバイスがもらえる」などの最新の生成AIを活用した支援と、スポーツを「始める、続ける、深める」という各場面での仕掛けを組み合わせたイベント開催やスポーツ環境の整備に取り組みます(下図参照)。これにより、新しいスポーツとの関わり方を提案し、スポーツの機会提供と習慣化の支援をめざします。

効果が期待されるターゲット

  • 運動部に所属しているが、活動規模縮小による動機づけ低下やスポーツ離れの可能性がある層
  • 運動部に所属しておらず、学校に希望する種目(本事業ではテニス)がない層
  • レクリエーション志向を含む多様なニーズを有する層
  • 実施概要

  • テニス協会、中学校体育連盟協力の下、運動部所属者と⾮所属者の両⽅が参加できる⾃主活動環境整備
  • スポーツへの興味関⼼を引き出す⽣成AI活用方法のレクチャー
  • ⽣成AIが練習動画に対してアドバイスを返すための環境提供
  • テニスの体験⼤会の開催
  • 事前事後アンケート等による事業の振り返りの実施

  • 大阪教育大学柏原キャンパスのテニスコートにて、土日を中心に週1回程度の頻度で2024年11月から取り組みを開始します。

    お問い合わせ先

    国立大学法人大阪教育大学 広報室
    TEL:072-978-3344
    MAIL:kouhou☆bur.osaka-kyoiku.ac.jp
    (☆を@に置き換えて送信してください)