大阪教育大学と藤井寺市教育委員会が連携協力に関する協定を締結

2025.12.25New

大阪教育大学と藤井寺市教育委員会が連携協力に関する協定を締結

 国立大学法人大阪教育大学(学長:岡本 幾子)は、藤井寺市教育委員会(教育長:見浪 陽一)との連携協力に関する協定の締結に伴い、2025年12月19日(金)に締結式を執り行いました。

 本協定の締結をもって、教員生涯学習プラットフォーム「OZONE-EDU」 を活用した教員研修や学校教育に関する取組の充実等を図り、教育の分野におけるより一層の発展をめざします。


記念撮影(左から見浪教育長、岡本学長)

協定内容
  1. 目的
  2. 国立大学法人大阪教育大学と藤井寺市教育委員会が教育等の分野において,連携及び相互協力することにより,相互の発展・充実に寄与することを目的とする。

  3. 連携事項
  4. (1)大学における教員養成等の充実に関すること。
    (2)学校教育の充実及び教員の資質向上に関すること。
    (3)学校教育上の諸課題に対応した調査研究に関すること。
    (4)生涯学習の振興に関すること。
    (5)その他両者で合意された事項

コメント

大阪教育大学 岡本 幾子 学長

 本学は、令和4年3月に「令和の日本型学校教育」を担う教師の育成を先導し、教員養成の在り方自体を変革していくためのけん引役として、文部科学省により公募された「教員養成フラッグシップ大学」の4大学に指定され、カリキュラム弾力化のための新科目の導入や、学部と大学院の一体的カリキュラム開発、学び続ける教員を支える教員生涯学習プラットフォーム「OZONE-EDU」の開発などを推進しています。教員養成フラッグシップ大学として、予測困難な教育現場の諸課題へ対応していくため、さらなる教員養成機能の高度化に取り組んでいます。
 教育現場の諸課題に対応を図るためには自治体・教育委員会と大学との密接な連携が不可欠です。協定締結を契機として、連携をより一層発展させ、ともに様々な学校現場や地域社会における課題の解決や、学校教育の充実、教員の資質向上等に取り組むべく、力強いご協力をお願いしたいです。

藤井寺市教育委員会 見浪 陽一 教育長

 この度、大阪教育大学と連携協力に関する協定を締結できましたことを、大変心強く感じております。本市では、児童生徒一人ひとりの学びを支え、未来を切り拓く力を育むため、学校現場の課題解決と教育の質の向上に向け、様々な取り組みを進めております。
 近年、学校を取り巻く環境は大きく変化しており、教員の働き方改革、ICTの活用、特別支援教育の充実、いじめや不登校への対応、さらには地域と連携した安全・安心な学びの場づくりなど、多岐にわたる課題に向き合わなければなりません。そして、教員がこうした課題に適切に対応していくためには、学び続ける必要があると考えております。今回、教育研究の最前線にある大阪教育大学と新たな協働体制を築けることは、本市にとって大きな意義があると考えています。
 今回の協定により、教員生涯学習プラットフォーム「OZONE-EDU」など大学が有する専門的な知見を、より直接的に学校現場へとつなぐことができ、教員研修の充実は教育課題に対する調査研究など、多方面で実りある取り組みが進むものと期待しています。
 大阪教育大学の皆様とともに、藤井寺市の教育の充実と発展に向けて歩みを進めていけることを、強く思っております。よろしくお願いいたします。

お問い合わせ先

国立大学法人大阪教育大学 学術部 学術連携課 社会連携係
TEL:072-978-3541
Email:renkei☆bur.osaka-kyoiku.ac.jp
※☆を@に変更して送信してください