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地元・柏原のさまざまな特産や文化などを,市民が再発見・再認識し共有することで,わがまちとして思いや誇りを高め,市内外に発信する「ええトコ・わがまち柏原」プロジェクトが展開されています。その一つに,産官学が連携して,江戸時代に盛んに栽培されていた「河内木綿」を復活させる「コットンファームプロジェクト」があり,本学美術教育講座の加藤可奈衛教授が協力しています。
コットンファームプロジェクトは,遊休農地の活用,作業体験による農家と都市住民の交流,地場伝統産業の促進,新たな地域特産品の開発などをめざすものです。柏原市をはじめ,綿実油や柔道着などを生産している地元メーカーも参加し,栽培から商品化まで各段階でさまざまな取り組みが行われています。
そのなかで加藤教授は,地元の子どもたちにアートを通じて綿産業への理解を深めてもらうため,綿の栽培,糸紡ぎ,草木染めなどを体験する「図画工作授業」を実施しました。一連の授業の最後には,綿を使って作品を制作し,本学附属図書館「たまごギャラリー」で展覧会を開催しました。
コットンファームプロジェクトの詳細については,加藤教授の研究室等でリーフレットを配布しています。
お問合せ:加藤研究室 TEL 072-978-3730