附属高等学校天王寺校舎の生徒が「Are you ready? SDGsが拓く未来」の「SDGs座談会発表コンテスト」で優秀賞を受賞

2021.07.28

附属高等学校天王寺校舎の生徒が「Are you ready? SDGsが拓く未来」の「SDGs座談会発表コンテスト」で優秀賞を受賞

附属高等学校天王寺校舎の3年生が,7月13日(火)に大阪市北区のハービスホールで行われた,日経ウーマノミクス2021シンポジウム 学生・高校生応援イベント「Are you ready? SDGsが拓く未来」の「SDGs座談会発表コンテスト」に出場し,住友電気工業優秀賞を受賞しました。

 天王寺校舎では,主体的活動につながる力を育てるため学校設定教科・科目を設定していますが,3年生で学校設定科目「生命論」「環境論」を選択している者の中から,「Lupinus」「Q.E.D」「株式会社コペルニクス」という3つのグループを作り,それぞれが「ゴールへ向かって私達のSDGs」をテーマに発表しました。その中の1つのグループ「株式会社コペルニクス」(後藤紗希さん,榎並香さん,木村燈さん,古宮大晴さん,倉内洋翔さん,坂田遥香さんの6名)が『遊戯的防災戦略』という内容で住友電気工業優秀賞に輝きました。

 遊戯的防災戦略は,学校で地震が発生したときに,無事避難するにはどのように行動すればよいかを考える震災シミュレーションゲームです。避難するまでに,「火災の発生」「けが人との遭遇」など様々なハプニングをどう切り抜けるのかをプレイヤーが考え議論します。終了後は,プレイヤー同士の行動の振り返りや,ゲームマスターからのアドバイスを通じて,新しい防災の形を探ることを目的としています。

 受賞した生徒からは,「研究は順調に進んだわけではなく,常に課題にぶつかりながらも妥協せず丁寧に議論を重ねたことで全員が納得のいくものを作り出すことができた」「卒業生や語り部さん,先生方などたくさんの人に協力していただき本当にありがとうございます」「今まで積み上げてきた防災知識が今回の研究で発揮され,自身の成長を強く実感することができた」などの感想や振り返りが寄せられました。


 また,シンポジウムには天王寺校舎の2年生のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)選択者もそれぞれのセッションに参加し,見識を広めました。天王寺校舎の糠野順一副校長は「コロナ禍ではありますが,感染防止に留意して,できるだけ多くの様々場面で,できるだけ多くの生徒たちが発表を見たり,発表する機会をつくっていきたいと考えています」と語りました。

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優秀賞を受賞したチーム「株式会社コペルニクス」のメンバー

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受賞した「遊戯的防災戦略」

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チーム「Lupinus」のメンバー

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チーム「Q.E.D」のメンバー

2021年7月28日掲載
(附属高等学校天王寺校舎)