全学FD事業「教育実践研究への誘い」を開催

2021.10.05

全学FD事業「教育実践研究への誘い」を開催

 教育イノベーションデザインセンター主催の全学FD(※)事業「教育実践研究への誘い」を9月29日(水)にZoomによるオンラインで開催し48名の教職員が参加しました。
 このFD事業は平成29年に発出された「国立教員養成大学・学部,大学院,附属学校の改革に関する有識者会議報告書」において取組が求められている,研究者教員が学校現場での教育実践研究の経験を積むことや実務家教員が実践研究論文等をまとめることについて,教育実践研究や実践研究論文とはどのようなものか,またどのように研究を進めればいいのかを知る手がかりとするため開催しました。
 今回は,教育実践研究で数多くの経験がある高度教職開発系の土山和久教授が,教育実践研究について,ゼミ学生との協働,本学附属学校との授業開発,民間研究団体での学びなど,長年にわたり様々な場で取り組んできた実践例を紹介しました。
 受講後のアンケートでは,「担当している教科に照らし合わせて考えるきっかけになりました」「教育実践研究の研究活動様式が事例を用いて説明されていたので,その概要を捉えることができました」「実践研究についてまだまだ模索している段階なので,今後もこのようなFDがあるとありがたいです」など多数の前向きな感想が寄せられました。


※FD(ファカルティディベロップメント):大学教員の授業内容や教育方法を改善し向上させるための取組


Zoomでの土山教授による説明の様子



 

2021年10月5日
学術連携課