高度教職開発部門の峯明秀教授が担当する教養基礎科目の授業「アクティブ・ラーニング入門」で、一般企業に所属する客員教員と大学教授の協働による授業を、8月19日(金)と8月22日(月)に行いました。
19日(金)は、ICT教材や教育用映像などの多様なコンテンツを活用して学校現場をサポートする株式会社学研教育みらいの麻生征宏客員准教授が登壇。附属平野小学校で、学生24名と児童7名による学習ゲーム教材「SDGsバランスタワーゲーム(*1)」の実証実験授業を行いました。午前中に教材の分析や指導案を作成した学生らは、午後は先生役となり児童らと学習ゲームに挑戦しました。
22日(月)は、Google社の新田拓也客員講師が登壇。本学柏原キャンパスで、同社の提供サービスや指針、教育学部を卒業した自身の経験などを元に、ICTの活用事例や活用方法について解説しました。解説の後は、学生らは「Google Forms(*2)」で学校現場でも活用されるような小テストを作り、学生同士で問題を解き合いました。
*1 SDGsバランスタワーゲームは、大学院連合教職実践研究科の授業で院生らが検討・提出したアイデアのなかから、株式会社学研教育みらいが選定した教材(院2回生の河村萌花さんが構想案を作成)。ゲームを通して、仲間と協力したり教え合ったりしながら、SDGsについて学ぶことをねらいとしている。
*2 Google Formsは、オンラインフォームやアンケートを作成して共有し、回答をリアルタイムで分析できるサービス。
麻生客員准教授(株式会社学研教育みらい)
学習ゲーム教材に挑戦する児童と学生
新田客員講師(Google社)
お互いに作成したテストに挑戦する学生
(高度教職開発部門)