健康安全科学部門の豊沢純子准教授の授業「安全科学研究法」を受講する健康安全科学専攻の学生らが、健康啓発冊子「柏原けんこうおたすけ手帳」を作成し、7月26日(火)に柏原市役所で、冨宅正浩(ふけ まさひろ)市長から「市の健康づくり事業の推進に寄与した」として感謝状を受け取りました。
授業では、柏原市と、柏原市と包括連携協定を結ぶ第一生命保険株式会社の協力のもと、既存の健康啓発冊子である「柏原市健康ウォーキング手帳vol.2」の問題点や改善点について話し合い、心理学の観点を取り入れながら、柏原市内のウォーキングコースの内容を中心に学生ならではの目線で冊子のリニューアルを行いました。
また、8月3日(水)には、学生らが岡本幾子学長を表敬訪問し、授業で学んだことや感謝状贈呈の経緯を、岡本学長へ報告しました。岡本学長は学生に対して「学生時代から社会貢献を経験していくことは財産となり、将来どんな仕事に就いたとしても、きっと役に立つと思います」と話しました。
授業を通して学生からは「市民のみなさんが楽しく健康な生活を送ることができるように思いを込めました」「柏原市の魅力を再発見してもらいたいです」「良い冊子を作るため積極的に情報収集を行いました」「作成した冊子が、実際に柏原市の健康推進として活用されるのが楽しみです」などのコメントが寄せられました。
豊沢准教授は「試行錯誤を繰り返して、健康だけでなく安全の視点も盛り込んだ冊子になりました。コロナ禍で交流が制限されていた学生にとって、学生同士や社会とのつながりの機会を増やすことができ、柏原市や本学の良さを知る機会にもなりました」と総括しました。
なお、作成した冊子は秋ごろに完成し、柏原市の健康推進に活用される予定です。
学長表敬の様子
記念撮影(左から豊沢准教授、健康安全科学コース3回生のソ イシンさん、齊藤 真子さん、宇杉 優花さん、岡本学長)
贈呈された感謝状
(学術連携課)