美術・書道教育部門の佐藤賢司教授(附属池田中学校長)の作品『COSMOS』が、12月9日(金)に国際展「12 Baltic Mini Textile Gdynia」のグランプリ・準グランプリに次ぐ表彰作品(Commendation)に選ばれ、表彰されました。同賞は最終選考に残った50作品の中からわずか4作品が選ばれたものです。
この国際展は、3年に1度開かれる国際美術展覧会で、バルト海に面したポーランドの港湾都市グディニアで12月10日(土)から開催されており、ハンガリーのSzombathely(ソンバトヘイ)、フランスのAngers(アンジェ)、イタリアのComo(コモ)の国際展とともに、ヨーロッパテキスタイルアート(*1)の4つの代表的なミニアチュール(*2)展覧会の1つとなっています。当初は4月に開催予定でしたが、隣国ウクライナ情勢などから開催が12月まで延期されていました。
今回の受賞を受け、佐藤教授は「困難な状況下でアートの国際展を継続した主催者や参加したアーティストに感謝と敬意を表します。受賞を励みにこれからも努力を続けていきたいと強く思います」と今後の抱負を語りました。
*1 テキスタイルアートとは、織の技法や繊維素材を用いた現代美術の分野。ファイバーアートとも呼ばれる。
*2 緻密に制作された小型の作品。
表彰式の様子(右、佐藤教授)
受賞後のスピーチをする佐藤教授(右)
受賞作品『COSMOS』
(美術・書道教育部門)