近畿財務局と連携した財政教育プログラム教育研修を5月14日（火）にみらい教育共創館で実施し、大阪府内の社会科教員や本学の大学院生など約50名が参加しました。
本研修は、どのような社会の実現をめざすのか、公正公平な分配のあり方を小中学生にどのように指導すればよいのかなどを学ぶことを目的に実施したもので、参加者は日本の財政状況を踏まえて、予算編成シミュレーションを体験しました。体験後には、財務局職員と シミュレーション教材と現実社会の複雑な条件の反映の仕方、さまざまな立場の調整の困難さについて意見交換をしました。
後半のプログラムでは、社会科の共通の単元開発や将来のカリキュラムについて話し合いの機会を設けました。研修に参加した峯明秀理事・副学長は「大阪府内の社会科の先生を繋ぐといった、ネットワーク拠点としての役割を果たしました」と述べました。
研修の様子
予算編成シミュレーションの様子
（未来教育共創戦略担当室）