井上省三非常勤講師・キャリアアドバイザーが担当する小学校教育（夜間）５年専攻の授業「キャリア形成（教員）」で、大阪市教育委員会事務局職員３名をゲストスピーカーとして招いた講演会を、7月９日（火）に天王寺キャンパスで行いました。講演会は、「インクルーシブ教育」及び「大阪市の教育現場の魅力」をテーマに実施し、教師をめざす学生約50名が受講しました。
講演会の前半では、大阪市教育委員会事務局指導部 片山雅之インクルーシブ教育推進担当課長が、大阪市の先進的な特別支援教育の取り組みの紹介を交えながら、インクルーシブ教育の制度や実際について語りました。また、自らが教育現場で経験した、適切な支援により成長した子どもの姿を紹介することで、子どもの成長を身近で感じることのできる教師という仕事の魅力を学生たちに伝えました。
続いて講演会の後半では、初めに、同教務部 高濱将幸管理主事が、学生時代の経験や教育現場での経験をもとに教師の魅力について語りました。その後、同教務部 天井直人管理主事が、大阪市の働き方改革の取り組みや教員のサポート体制を紹介し、大阪市の教育現場の魅力を語りました。
講演後のアンケートでは「在学中に大阪市のインクルーシブ教育について学び、教員になった際に、その自治体のインクルーシブ教育を先導できる一員になりたいと思いました」「教員になった後のサポート体制を知ることができ、教員になる夢がより鮮明になりました」などの感想が寄せられました。
インクルーシブ教育について講演を行う片山インクルーシブ教育推進担当課長
これまでの自身の経験から教師の魅力を語る高濱管理主事
大阪市の教育現場の魅力を紹介する天井管理主事
（初等教育部門・天王寺地区総務課学務係）