大学院教育学研究科2回生が大阪教育大学×こども本の森 中之島と共同企画を実施

2024.07.18New

大学院教育学研究科2回生が大阪教育大学×こども本の森 中之島と共同企画を実施

 大学院教育学研究科教育ファシリテーションコース地域教育・芸術支援人材高度化領域の2回生が6月23日(日)にこども本の森 中之島で、音楽の演奏と本の読み聞かせを楽しむイベントを開催しました。

 この企画は同コースの授業である「プロジェクト演習」の学びをもとに、「地域音楽教育支援研究」の一環として行われ、昼の部では大人と子どもを対象に音楽に合わせた絵本の読み聞かせを、夜の部では大人を対象に『センス・オブ・ワンダー』の朗読と、音楽の演奏をそれぞれ行いました。

 昼の部は『あめあめぱらん』(文/木坂 涼 絵/松成 真理子 のら書店)、『おとえほん』(作/エルヴェ・テュレ 訳/谷川 俊太郎 ポプラ社)を取り上げ、観客と一緒に身体を動かしながら音楽と絵本を同時に楽しみました。

 夜の部は、大人だけのための特別開館で、『センス・オブ・ワンダー』(作/レイチェル・カーソン 訳/上遠 恵子 新潮社)より4章を地域教育分野の宮崎明子さんが朗読し、それらからインスピレーションを受けた楽曲を音楽分野の荒瀬美佳さん(クラリネット)、柏木ドリス優真さん(声楽・ピアノ)、韓進鏞さん(ヴァイオリン)が選び演奏しました。

 教育学研究科主任の出相泰裕教授は「大学院の授業での学びの成果を生かした活動で、それぞれの専門分野を生かした教育事業を通じた社会貢献を実践してくれました。地域に社会教育を通じて大阪教育大学の存在を示してくれています」と述べました。


演奏の様子


記念撮影

(大学院教育学研究科)