ウインドオーケストラが特別支援学校を音楽ホールに招待し「ハートフルコンサート」を開催

2024.10.07

ウインドオーケストラが特別支援学校を音楽ホールに招待し「ハートフルコンサート」を開催

 教育協働学科芸術表現専攻音楽表現コースで管・打楽器を専攻する学生らによるウインドオーケストラが9月6日(金)、特別支援学校の子どもたちをザ・シンフォニーホールに招待し、「ハートフルコンサート」を開催しました。

 このコンサートは「障がいのある人やその介護者に、生の音楽に触れる機会を提供したい」との思いから企画したもので、趣旨に賛同したザ・シンフォニーホールと大阪府教育委員会との共催で、2016年から実施しています。今回は府立特別支援学校8校の児童、生徒、教員など合わせて700人以上が、吹奏楽の迫力ある生演奏を体感しました。また、芸術と社会との連携を実際の活動を通して学ぶ「社会芸術教育協働活動基礎演習」の授業の一環として、受講生たちが補助役として参加し、学校名を掲げて座席に案内するなどのサポートを行いました。

 コンサートでは、スター・ウォーズのメインテーマやサウンド・オブ・ミュージックメドレーなど、子どもたちにもなじみ深い曲を多数演奏しました。また、昭和の名曲として知られる『川の流れのように』を、声楽を専攻する同コース3回生の古沢悠花さんが伸びやかな声で歌い上げました。さらに『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』の演奏では、本学卒業生で大垣女子短期大学准教授の森岡佐和氏が指揮を務め、学生8人がカラフルな衣装で元気いっぱいのダンスを披露。子どもたちは手拍子をしたり「Y・M・C・A」の掛け声に合わせて振り付けをまねたりして、全身で音楽を楽しみました。終演後には学生たちがホール玄関に出て帰校を見送り、子どもたちもバスの車窓から見えなくなるまで手を振っていました。

 

演奏の様子
スター・ウォーズ メインテーマの演奏(指揮:神代修教授)

独唱する古沢悠花さん
「川の流れのように」を独唱する古川悠花さん

『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』の演奏の様子
『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』の演奏(指揮:大垣女子短期大学 森岡佐和准教授)

帰校を見送る学生たちの様子
帰校する最後のバスを見送る学生たち

(広報室)