附属池田中学校の生徒が「第57回お金の作文コンクール」で入賞

2025.03.18

附属池田中学校の生徒が「第57回お金の作文コンクール」で入賞

 J-FLEC(金融経済教育推進機構)主催の「第57回お金の作文コンクール」で、附属池田中学校3年生の王雨渓さん、澤野美菜さん、松本七星さん、吉村栄汰さんの作品が入選しました。王さん、澤野さんは秀作、松本さん、吉村さんは佳作に選ばれました。

 この作文コンクールは、中学生自身がお金と自分との関わりについて考えることを目的として行われており、全国の中学校から5,312点の応募がありました。

 今回、王さんは「ただあるだけのお金」と題し、身近な体験談からお金の使い方について考えを深める文章を書きました。お金とモノを交換する以上の価値が、お金にはあることを自身の体験から語り、お金が人生を豊かにするものであると結びました。受賞を受け、王さんは「この度は、このような素晴らしい賞をいただき本当にありがとうございます。この機会にお金の捉え方について考え直したことで、お金という手段だけでなく、その先の目的にまで目を向けることができました。これからも有意義なお金の使い方を意識して生活していきたいです」と語りました。

 澤野さんは、中学2年生のときの販売体験から、お金によって人を幸せにすることができることに気づき、「お金から学ぶ『自分と社会の関係』」と題し、お金を大切にするとともに、自分と社会の関係を考えていくことの大切さについて書きました。受賞を受け、澤野さんは「この度は、このような賞をいただくことができて嬉しく思います。普段から何気なく使っている『お金』を見つめなおして考えたことで、お金そのものだけではなく、身の回りの人、物の大切さをより一層感じました。これからもお金への感謝を忘れずに生活していきたいです」と語りました。

 佳作の受賞を受け、松本さんは「この度は、賞をいただき誠にありがとうございます。私自身の小さな体験からお金の価値、社会問題について改めて考えることができました。ただ優しくあるだけでなく、相手にとって本当に良いことは何か考えること。これを今後も大切にしていきたいと思います」と語り、吉村さんは「お金と時間の価値について考える良い機会になりました。これからは時間を大切に生きていこうと思いました」と語りました。

 担当の田中誠也教諭は、「私たちの生活において、お金は欠かせないものです。そしてお金は人の活動にとても深い関係があります。お金と向き合うことで、豊かな生活や、豊かな社会を実現することができるので、とても大切な経験になります。今回の作文を通して、お金と自分との関係について考えるきっかけになれば嬉しいです」と話しました。

 王さん、澤野さんの作品は、J-FLECのホームページで閲覧することができます。ぜひご覧ください。

J-FLECのホームページはこちら


表彰状とともに記念撮影
表彰状とともに記念撮影


(附属池田中学校)