向井康比己名誉教授がインド植物学会の特別講演に招待

2025.12.17New

向井康比己名誉教授がインド植物学会の特別講演に招待

 向井康比己名誉教授が、インド植物学会が主催する「第48回全インド植物学会議」及び「バイオエコノミーのための植物多様性の生物学とバイオテクノロジー」に関する国際シンポジウムに招待されました。 この会議は10月29日(水)から31日(金)まで、インド東北部メガラヤ州シロン市のノースイースタンヒル大学(NEHU)で開催されました。

 インド植物学会はインドで最も古い学会の一つで105年の歴史があります。また、会場となったNEHUはインド東北部で最も伝統があり、8学部からなる基幹大学(セントラル大学)です。

 向井名誉教授は、国際センター長時代の2009年と2010年に、本学との学術交流の交渉のためにNEHUの科学教育センター長のビシュト教授とタンドン学長を訪問したことがあります。3日間の国際会議において、向井名誉教授は植物科学研究の将来的な方向性を示すための基調講演者(Distinguished Plenary Speaker)として、専門とする植物分子細胞遺伝学分野における新たな研究分野についての招待講演「The Role and Prospects of Plant Molecular Cytogenetics for the Bioeconomy」を行いました。

 インド植物学会会長でNEHUの生命科学部長でもあるバリク教授は「今回の交流が日本とインドの研究協力の新たな展望を開くものと確信しています」と講評しました。

 向井名誉教授は「招待講演については多くの参加者から称賛をいただけました。この会議に参加したことで、インドの第一線で活躍する研究者から若手研究者、学生とも有意義な交流ができました」と振り返りました。


講演中の本学の紹介
講演中の本学の紹介

講演における分子細胞遺伝学の最先端研究の紹介
講演における分子細胞遺伝学の最先端研究の紹介

セレモニーにおけるバリク植物学会会長(右)とプレゼンター のラバニア教授(左)からの講演記念楯の授与
セレモニーにおけるバリク植物学会会長(右)とプレゼンター のラバニア教授(左)からの講演記念楯の授与

授与された講演記念楯(植物の写真はメガラヤ州花である( Paphiopedilum insigne(ラン科))
授与された講演記念楯(植物の写真はメガラヤ州花である(Paphiopedilum insigne(ラン科))


(広報室)