大阪府教育庁の指導主事をゲスト講師に招き「不登校支援」の授業を実施

2025.12.22New

大阪府教育庁の指導主事をゲスト講師に招き「不登校支援」の授業を実施

 水野治久副学長の授業「不登校の理解と支援」にて、大阪府教育庁市町村教育室小中学校課生徒指導グループ指導主事である山元行平氏をゲスト講師に招き、「不登校の支援」の授業を12月18日(木)に柏原キャンパスで実施しました。

 「不登校の理解と支援」は不登校児童・生徒支援教育プログラムの授業で、副専攻プログラム履修者および興味ある履修者233人が履修しています。

 授業では、山元指導主事自身が本学の教職大学院で不登校支援について学んだ後に、現在不登校の支援についての業務にあたっていることや、不登校の定義や人数などの話、大阪府の不登校支援の現状について受講生とのやり取りも交えながら講義しました。また、生徒指導提要についても触れ、本学での学びが将来の教師や教育支援人材の教育実践に役立つことを述べ、本学の学生に対してエールを送りました。その後、受講生は水野副学長の進行のもとで不登校支援のケース分析のグループワークを行いました。

 受講生からは「不登校の児童生徒の数の多さに改めて驚きました」「不登校支援の話を聞いて教員ばかりでなくカウンセラーやソーシャルワーカーなどの多職種連携の必要性を感じました」「子どもにとって学校や教室が魅力的な場所にしなければならないことがわかりました」「クイズ形式で授業を実施いただいたので興味を持って聞けました」「現在フリースクールでボランティアをしているが大変参考になりました」などの感想が寄せられました。


山元指導主事による講義の様子


不登校について解説する山元指導主事

(広報室)