学生講師によるデジタル・キャンパス推進に向けた勉強会を実施

2026.02.10New

学生講師によるデジタル・キャンパス推進に向けた勉強会を実施

 学生が講師を務める勉強会を、令和7年10月27日(月)及び12月16日(火)に柏原キャンパスで事務職員を対象に開催し、延べ25人が参加しました。

 本学では、中期目標・中期計画(*1)に「デジタル・キャンパス推進」を掲げており、事務職員を構成メンバーとしたデジタル技術活用ワーキングチーム(*2)を設置しています。事務職員の業務負担軽減や利用者の利便性向上につながる新たなデジタル技術の活用などにより、業務機能を高度化することをめざしています。今年度は、「デジタル・キャンパス推進」をより一層進めるため、プログラミングなどに知見の深い本学学生5人に本ワーキングチームへ参画してもらい、事務職員が抱える課題業務の解決に向けて協働して検討し、デジタルツールを活用した業務改善を推進しています。あわせて、デジタル技術活用力の向上を目的として毎月実施している勉強会では情報企画室職員とともに学生も講師を務めています。

 10月27日の勉強会では、講師の大学院修士課程2回生の髙橋龍人さんが、フォームへの申請内容の諾否により、メール内容や送信先を指定できる「業務依頼システム」の説明を行いました。また、Power Automate(*3)を利用し、Microsoft Forms(*4)への申請を起点として、申請内容が承認者へ通知される機能や、諾否に応じて申請者や担当者への分岐を指定する自動処理機能を設定する方法を紹介しました。参加者は、当該システム開発に関するハンズオンを体験し、その開発方法を学びました。参加者からは、「条件分岐を組み込んだRPAは汎用性が高いと感じました」「手作業で行っていた業務が効率化され、時間削減につながると感じました」などの感想が寄せられました。

 12月16日の勉強会では、講師の教員養成課程4回生の大谷彩人さんが、書類での申請受付業務の効率化や、フォーム申請と書類申請の共存等を実現する「書類発行システム」の説明を行いました。また、Power Automateを利用し、Microsoft Formsへの申請受理を起点として、申請内容を指定のExcelファイルに転記させる機能や、申請受付後に申請者及び担当者へ申請内容をメールで自動送信する機能の設定方法などを紹介しました。さらに、参加者同士で、別の活用先や各部署での活用の可能性についてディスカッションを行うとともに、当該システム開発に関するハンズオンを体験し、その開発方法を学びました。参加者からは、「このシステムは汎用性が高くすぐに業務に生かせそうだと感じました」「フォームの回答データを業務に活用する新たな方法を理解することができました」などの感想が寄せられました。

*1 中期目標・中期計画…中期目標は、文部科学大臣が6年間において国立大学法人が達成すべき業務運営に関する目標を中期目標として定め、これを国立大学法人に示すとともに、公表するもの。中期計画とは、国立大学法人が文部科学大臣から示された中期目標を達成するための計画として作成し、文部科学大臣から承認を受けるもの。

*2 デジタル技術活用ワーキングチーム…本学中期計画の達成に向け、有志事務職員により構成される。定期的に勉強会を実施し、デジタル技術の活用力を高めながら、担当業務の業務機能の整理・環境整備を行ったうえで、デジタル技術を活用した改善策について検討している。

*3 Power Automate…Microsoft社が提供する業務の自動化ツールで、パソコン業務を自動化できるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツールのこと。

*4 Microsoft Forms…Microsoft社が提供するアンケート作成ツールのこと。


講師を務める大学院修士課程2回生の髙橋龍人さん



講師を務める教員養成課程4回生の大谷彩人さん

 

(情報企画室)