教育協働学科芸術表現専攻音楽表現コースおよび教養学科芸術専攻音楽コースで管・打楽器を専攻する学生を中心に編成されたウィンドオーケストラが,大阪府立特別支援学校の生徒らを無料招待する「ハートフルコンサート」を9月17日(火)にザ・シンフォニーホールで開催しました。 同コンサートは,障がいのある人やその介護者に生の音楽に触れてほしいという思いから企画されたもので,ザ・シンフォニーホールと大阪府教育委員会との共催で,4年前から実施しています。今年は11校が招待され,750人あまりの児童・生徒・教員らが,吹奏楽のダイナミックなサウンドを楽しみました。コンサートの企画運営,会場での誘導支援などは,教育協働学科の授業「社会芸術教育協働活動基礎演習」の一環として,芸術表現専攻の学生たちが担当しました。 今回のコンサートは「夢」をテーマに,子どもに人気のアニメや映画の音楽,ヒットソングなどを演奏。『U.S.A.』では学生5人が軽快なダンスパフォーマンスを披露し,『パプリカ』ではステージの歌と振り付けに合わせて子どもたちも手拍子をしたり踊ったりするなど,全身で音楽を楽しめるプログラムが展開されました。また,吹奏楽の伴奏で『この星に生まれて』を会場全員で合唱しました。 鑑賞した住之江支援学校の児童は,「大好きな『パプリカ』が演奏されて,とても嬉しかった。他の学校の子たちと一緒に歌ったのも楽しかった。次もまた来たい」と笑顔で話しました。
【プログラム】ウィーアー! / 田中公平夢を叶えてドラえもん / 黒須克彦Part of Your World / A.メンケンU.S.A. / A.クラウディオパプリカ / 米津玄師この星に生まれてジュラシックパーク宝島
指揮:神代修教授
ダンスも交えて楽しいステージを展開
ステージと客席が一体となって楽しんだ
(広報室)