社会教育主事講習の閉講式を8月23日(金)に天王寺キャンパスで行いました。 社会教育主事は、都道府県及び市町村の教育委員会の事務局に置かれる専門的職員で,社会教育を行う者に対する専門的技術的な助言・指導に当たる役割を担い,地域の実情に沿った現代的課題に関わる講座を企画し,地域教育の振興に貢献するなど,その業務は多岐にわたります。6月27日(木)から17日間にわたって実施された今回の講習には,関西2府4県から78人が受講しました。 講習前半では,生涯学習や社会教育の在り方を学び,後半は社会教育が取り上げるべき課題にはどのようなものがあるかについて討議しました。受講者同士が知恵と経験を出し合い,現代的課題に関わるプログラムの企画,そして発表を行いました。発表を通して,自らの企画の改善点や良さを理解し,アイデアや手法について学び合う場となりました。 閉講式では,受講者代表が講習全体に対する感謝を伝え,受講者たちが今後の意気込みや講師への感謝を伝える替え歌を披露するなど会場は和やかな雰囲気につつまれました。 受講者からは,「専門的知識を深めることができた」「自治体の垣根を越え、社会教育に関わる人とのつながりが広がった」「自分自身の生涯学習のきっかけとなった」という感想が寄せられました。
替え歌を披露する様子
(学術連携課)