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2017.02.01

日本クラシック音楽コンクール声楽部門で学生が入賞

 第26回日本クラシック音楽コンクール全国大会が11月29日に開催され,声楽部門大学女子の部で,林真衣(はやし まい)さん(教養学科芸術専攻音楽コース4回生)が第5位に入賞しました(同部門第1位から第3位は該当者なし)。また,内山歌寿美(うちやま かすみ)さん(学校教育教員養成課程音楽教育専攻3回生)は同コンクール本選会で優秀賞を受賞し、全国大会に出場しました。
 林さんは、R・シュトラウス作『献呈』と,モーツァルト作『皇帝ティートの慈悲』より「行きます,だが,愛しい人よ」を歌いました。前者がドイツ語,後者がイタリア語の歌詞で,それぞれの言葉がきちんと伝わるよう,子音の発音に気を付け,曲の雰囲気を壊さないように表現したといいます。
 内山さんは,プッチーニ作『ラ・ボエーム』より「わたしの名前はミミ」を歌いました。主人公ミミが新しい恋を予感しながら嬉しそうに話すチャーミングな曲を,ミミになりきって歌い上げました。
 受賞について,林さんは「4年間の集大成のつもりだったので,形に残すことができてとても嬉しい。指導してくださった淵脇先生に感謝しています」と語りました。2回生の授業がきっかけで声楽を始めたという内山さんは,「昨年はあと少しで全国大会に行けず悔しかったので,一歩進めたという気持ちです。本格的に始めてまだ2年弱で,学ばなければいけないことがたくさんありますが,教員になった時に子どもたちに音楽でどのように自己表現させるか,声楽を通じて学んでいます」と語りました。

林真衣さん
内山歌寿美さん

[左写真]林真衣さん
[右写真]内山歌寿美さん

(広報室)