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2017.01.10

附属中学生2人が高円宮杯英語弁論大会中央大会に出場

 附属天王寺中学校3年の松岡咲夏さんと,附属平野中学校3年の橋山優花さんが,高円宮杯第68回全日本中学校英語弁論大会大阪府地区予選で上位5位に入り,11月23日(水)に東京都内で行われた中央大会に出場しました。
 松岡さんは,3分間英語弁論による校内選抜を勝ち抜き,学校推薦で同大会に出場しました。"The Beginning of New Intelligence" というタイトルで,人工知能の可能性と人間との関わりについて,人工知能が感情をもっているという話題や,責任能力の有無などを論じました。毎朝NHKラジオの基礎英語を聞いて基礎力を身につけ,大会前には中学校の篠崎先生に,アクセントや声の大きさ,表情やジェスチャーなどのアドバイスをもらったといいます。剣道やピアノもやっているという松岡さんは「大好きな日本の伝統や文化を海外に発信していける職業に就きたい」と夢を語りました。

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 橋山さんは,小学生の時に通っていた英語塾の先輩が同大会に出場している姿に憧れてチャレンジしました。帰国子女でありながら中国語や英語がなかなか上達せずに悩んでいたことや,「外国語は自分の考えや思いを伝えるツールだ」と思うようになってから学ぶ姿勢が変わったことを発表しました。「ただ覚えたことを話すのではなく,自分の考えを相手にうまく伝えられているか,母にアドバイスをもらったり,ビデオで確認したりして大会に挑みました」と振り返りました。将来は「父のように外国の人たちと対等に仕事ができるようになりたい。そのために語学をもっと勉強したい」と声を弾ませました。
 同大会で友人になったという二人は,共通点も多く,夢に向かって一生懸命な姿はとても輝いていました。

[写真]左:松岡咲夏さん(附属天王寺中学校),右:橋山優花さん(附属平野中学校)

(広報室)