第92回日本選手権水泳競技大会が4月4日(月)から10日(日)の期間に,東京辰巳国際水泳場で開催され,本学から現役学生6人,卒業生1人が出場しました。同大会は,8月に開催される第31回リオデジャネイロ五輪競技大会の代表選手選考会を兼ねている特別な大会です。本学出場選手の中で,卒業生であり,現在本学職員でもある小林奈央さんが100mおよび200mのバタフライ種目で決勝に進出し,200mで3位,100mでも4位に輝きました。五輪切符をつかむにはあと一歩及びませんでしたが,代表内定選手と健闘を称えあいました。3位入賞を報告するため小林さんは,4月18日(月)に栗林澄夫学長を訪問しました。栗林学長は,メダルを手に取り,「入賞の重みを感じる」と感慨深げでした。大会を振り返り小林さんは,「本気で五輪代表を狙いましたが,派遣標準記録を突破することの難しさを痛感した」と語りました。今後については「決勝という大舞台で戦えた幸せを忘れず,代表を逃した悔しさをバネに,仕事と競技を両立しながら一年間頑張りたい」と抱負を述べました。
[左写真]決勝の大型スクリーンに映し出される小林さん[右写真]水上競技部顧問の生田泰志教授(前列左)も交えて役員と記念撮影
(広報室)