平成27年度京阪奈三教育大学連携SD研修を1月13日(水),柏原キャンパスで開催しました。 これは,本学が京都教育大学,奈良教育大学と進める京阪奈三教育大学連携事業の一環で,教職員を対象に教員養成に関する様々な課題への対応策を探ることを目的として開催しているものです。3大学が持ち回りで担当を務め,テレビ会議システムを活用して他の2大学に同時配信する形式で,今回は3大学合計70人が参加しました。 3回目となる今回は,文部科学省初等中等教育局国際教育課外国語教育推進室の圓入由美(えんにゅう ゆみ)室長が「これからの小学校英語の在り方について」をテーマに講演しました。 圓入室長は,英語教育改革の動向,今後の英語教育の改善・充実方策,初等中等教育の英語教育推進の取り組みなどについて説明し,参加者は熱心に耳を傾けていました。講演終了後の質疑応答では,新たな英語教育の本格展開に向けて教員養成大学が準備すべきことなどについて活発な意見交換が行われました。 参加者からは「英語教育改革の現状が理解できた」「今後も英語教育の動向を注視しながら,教員養成大学として担うべき役割を果たしていきたい」といった感想が寄せられました。
[左写真]講演する圓入由美室長
(人事課)