大阪教育大学では6月27日(月)に、21世紀型教育の総合キッズスポーツスクール「biima sports(ビーマスポーツ)」(社名:株式会社 biima、本社:東京都渋谷区、代表取締役:田村恵彦)のスポーツコーチを講師に招き、初等教育教員養成課程 小学校教育専攻(夜間5年コース)の学生約60人を対象に、「指導者育成プログラム(biima sports Academy)」を行いました。
全国に180校舎展開するbiima sportsと連携し、幼少期の基礎運動能力や非認知能力を高めることができる教員の育成を目的に、本学初等教育部門の橋元真央特任講師が担当している授業「体育科教育法」の1コマを活用して、21世紀型総合スポーツプログラムの指導メソッドの特別講義を行いました。 ※biima sportsでは、21世紀型総合スポーツプログラムの指導メソッドを全国の学生やスポーツ指導者、小学校の先生、幼稚園・保育園の先生に提供する「biima sports Academy」を実施しています。
biima sports所属の3名の人材育成チーム責任者・担当者主導のもとアイスブレイクを行った後、「今知っておきたい、子どもたちの運動・スポーツ指導の実際 〜21世紀に活躍する教育者・指導者に必要なスキルとは〜」をテーマに、biima sports人材開発部シニアマネージャー・高畑拓海氏から「①日本の教育の課題とは」「②今後教育を変えていくために必要なスキルとは」の講演がありました。 その後の「③グループワーク」では、「子どもが学校の廊下を走ってしまうという課題をどのように解決するか」「小学校1年生の子どもたちの足を速くする15分プログラムを作ってみよう」などの実践により近いテーマが設定されました。3~4人のグループに分かれた学生たちは、各テーマに対して、目的やゴールを達成するために、「現状を正しく把握し、適切な課題設定を行い、その課題に応じた解決策を立てる」といった課題解決のフレームを用いて議論を重ね、グループ内で検討した「解決方法」や「プログラム」の内容を発表しました。また、学生たちは、それぞれの発表に対して、互いにフィードバックすることで、より深い学びにつなげることができました。
登壇した高畑人材開発部シニアマネージャー
取組の趣旨を説明する橋元特任講師
※biima sportsで実際に行っているプログラム
【プレスリリース】21世紀型教育の総合キッズスポーツスクールbiima sportsを招いて 小学校教員をめざす学生を対象にスポーツ指導者育成プログラムを実施(PDF 990KB)
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