国立大学法人大阪教育大学(学長:岡本 幾子)は、神奈川県横須賀市(市長:上地 克明)との連携協力に関する協定の締結に伴い、2026年3月11日(水)に締結式を執り行いました。
1 目的
本学と横須賀市が教育等の分野において、連携及び相互協力することにより、相互の発展・充実に寄与することを目的とする。
2 背景と連携の意義
本学は、令和4年3月に「令和の日本型学校教育」を担う教師の育成を先導し、教員養成の在り方自体を変革していくためのけん引役として、文部科学省より「教員養成フラッグシップ大学」に指定され、予測困難な教育現場の諸課題へ対応していくため、さらなる教員養成機能の高度化に取り組んでいます。
さらに、阪神・淡路大震災や附属池田小学校での事件といった痛ましい経験を教訓とし、学校安全推進の専門センターを設置するなど、学校安全・危機管理の知見を有しています。
横須賀市において、複雑化する現代の教育課題に対応するため、現場を担う教員の専門性向上が急務となっており、本協定を通じて、本学が有する「教員養成フラッグシップ大学」としての先進的な知見を最大限に活用し、教育DXやデータの利活用等を通じたより実践的な個別最適な学びの実現、より一人一人に寄り添った支援教育の実現等を牽引する高度な専門性の育成を図ってまいります。
また、こどもたちを取り巻く環境が多様化し、予測困難なリスクが増大する昨今、三浦半島に位置する横須賀市にとって、地域特性を踏まえた学校防災・防犯体制の強化は喫緊の課題です。本学が有する危機管理に係る知見を横須賀市の教育現場に取り入れ、こどもの命を確実に守り抜く、実効性の高い安全・安心な体制づくりに向けて連携してまいります。
3 連携事項
(1)子どもの安全・安心の確保に関すること
(2)教育DXの推進に関すること
(3)教員の資質向上および指導力強化に関すること
(4)大学における教員養成等の充実に関すること
(5)学校教育上の諸課題に対応した調査研究をすること
(6)その他両者で合意された事項
4 今後の予定について
本協定の締結を受け、次年度(令和8年度)より、早速以下の取り組みに着手いたします。
(1)教員の資質、授業力の向上に向けた専門的な見地からの助言・指導等
本学が有する「教員養成フラッグシップ大学」としての知見に基づき、横須賀市の教職員等に対して、資質の向上のための助言・指導や、実践的な授業力向上を可能にする伴走的支援等を行います。
(2)学校現場における防災・防犯マニュアルの見直し等を通じた災害、危険への対応力の抜本的向上
本学が有する学校安全全般に係る専門的知見に基づき、横須賀市の学校における防災・防犯マニュアルの点検、改訂等に係る支援を行います。本学の有識者による横須賀市の学校現場の視察等を通じ、その地域特性を踏まえた上での助言・指導等を行いながら、大規模災害時等において、教職員一人ひとりが迅速かつ的確な対応を行えるようにするなどの各種の災害や危険への対応力の抜本的向上を図ります。
(3)より実践的な個別最適な学びを実現する先進的かつ改革的な授業設計の研究
より深い対話的で深い学びの実現にとって重要である、実践的な個別最適な学びの実現に向け、教員養成の最前線にある本学の知見と、横須賀市の児童生徒の教育データ、さらには生成AIなどの最新技術等を活用した共同研究を新たにスタートします。不登校状態にある、あるいは学力に課題を抱える児童生徒をはじめ、一人ひとりの学習意欲(モチベーション)をいかに喚起するかを、AI等を活用し多角的に分析し、個別に最適化された革新的な授業設計・カリキュラムマネジメントの確立を目指します。

記念写真(左から岡本学長、上地市長、新倉 聡横須賀市教育委員会教育長)
詳細につきましては、以下のプレスリリース本文をご覧ください。
【プレスリリース】大阪教育大学と横須賀市が連携協力に関する協定を締結(PDF 897KB)
本件に関するお問い合わせ先
<国立大学法人大阪教育大学 学術連携課 社会連携係>
TEL :072-978-4023
MAIL:renkei☆bur.osaka-kyoiku.ac.jp
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