学校現場では、「総合的な学習(探究)の時間」や「理数」に加え、教科横断型の「STEAM教育」が本格的に導入され、算数・数学教育にも新たなアプローチが求められています。本学の数学科教員と附属学校の教員は、これらの視点を取り入れた授業の研究を共同で進めてきました。本書では、折り紙を数理科学的に分析する「オリガミクス(ORIGAMICS)」の理論を解説するとともに、小・中・高等学校の授業で活用できる20の実践教材を収録しています。算数・数学の指導にSTEAM教育の視点を取り入れたい教員にとって、実践的なヒントが詰まった一冊となっています。
共立出版
葛城元(本学教員)、黒田恭史
井場恒介(本学附属池田中学校教員)、島橋尚吾(本学附属天王寺中学校教員)、木下卓海、横井歩、徳永凱