コロナ禍の影響を受けた学生に食の支援を 大教生応援プロジェクト(第1回)を実施

2021.07.20

コロナ禍の影響を受けた学生に食の支援を 大教生応援プロジェクト(第1回)を実施

 大阪教育大学同窓会天遊会と共催し,保存可能なレトルト食品を学生に対して無償配布する取組「2021年大教生応援プロジェクト!~食の支援~」を, 7月7日(水)に柏原キャンパス・天王寺キャンパスにて,12日(月)に柏原キャンパスにて実施しました。
 この取組は,新型コロナウイルス感染症の影響によって,アルバイト収入や仕送りの減少などの影響を受けた学生が,安心して学び続けることができるよう支援することを目的に行うものです。
 実施にあたって,今回準備した250食分を対象に行った事前申込では,2日間で申込の上限に達しました。当日は,同窓会天遊会のオリジナルボールペンもプレゼントしました。
 事後に行ったアンケートでは,「生活に不安がある今,こうした支援を受けられることはとても助かります。アルバイトが安定して行えず,学業も忙しく心が乱れがちになっていたので,『食べるものがある』ことが心の支えになります」「想像以上にたくさん入っていて驚きました。対面授業が始まって出費が多くなっていたので助かります」といったコメントも寄せられました。
 担当の梶田輝彦学生支援課奨学厚生係長は,「この取組に対する学生からの反響にとても驚いています。他大学でも同様の取組を行っているなか,今回,同窓会天遊会と本学との共催でこのような取組を行えたことは,両組織の『コロナ禍で学生生活に影響を受ける学生に対して,少しでも手を差し伸べ,本学で学び続けてもらいたい』という願いが結実したものだと考えています。この支援が学生の皆さんの学生生活の一助となれば幸いです」と総括しました。
 この取組は配布数を増やし,今年度の後期も実施する予定です。

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2021年7月20日掲載
(学生支援課)