本学の東京オリンピック・パラリンピック連携推進ワーキンググループ主催のもと,オリンピック・パラリンピック教育を推進する能力を培うことを目的とした,大阪教育大学全構成員対象のリレー講義「オリパラから学ぶ」を,5月から7月にかけて全8回にわたって,対面及びオンラインで実施しました。 この講義は,学校やスポーツの指導現場における専門的知識・技能や,体育における指導内容の理解と実践力などを身につけることを到達目標とする本学の授業科目において,オリンピック・パラリンピック競技に関連する講師をゲストスピーカー(*)としてそれぞれ招き,それらの複数の講演を「リレー講義」と位置付けて実施したものです。それらの講演を録画した動画を,学習管理システム「Moodle」を利用して,希望する学内者へ向けて期間限定で配信したところ,講義には,対面及びオンラインでの参加を含め延べ419名の学生・教職員が参加しました。 全8回の講義では「オリパラから学ぶ」ことを軸として,7名のゲストスピーカーがそれぞれ,講義のテーマ別に,オリンピック・パラリンピックを通じたスポーツへの関わり方や経験談,指導法等について紹介しました。 同ワーキンググループ座長の生田泰志教授は「学生たちは,リレー講義を通してオリンピックやパラリンピックに対しての興味や関心を深めることができた。開幕を目前に控えた東京オリンピックのコートジボワール代表サッカーチームのコーチであるChristophe NEVES(クリストフ・ネヴェス)氏や東京パラリンピック日本代表選手団団長の河合純一氏の講義で,リアルタイムで東京オリパラに携わる方の話を聴けたことは学生にとってはたいへん貴重な経験となった。さらに,本学の卒業生や修了生,非常勤講師の先生にゲスト講師を担当していただけたことで,オリパラをより身近に感じてもらうことができた」と総括しました。 *ゲストスピーカーとして登壇した講師については,以下の表の通り
オンラインで行った講義の様子(第3回講師 木田氏)
対面で行った講義の様子(第6回講師 有川氏)
オンラインで行った講義の様子(第1回・7回講師 熊野氏)
2021年9月8日掲載 (総務課)