安否確認システム「ANPIC」を活用した安否報告訓練を実施

2021.09.22

安否確認システム「ANPIC」を活用した安否報告訓練を実施

 安否確認システム「ANPIC」(アンピック)を活用した安否報告訓練を,9月3日(金)から9月9日(木)の1週間にかけて,本学の学部・大学院・専攻科等の全学生と,附属学校園も含めた教職員合わせて約5,600人を対象に実施しました。ANPICは,大規模災害等の危機発生時における安否確認を迅速かつ確実に実施することを目的に,本学では令和2年4月から導入しているものです。
 本訓練は,毎年9月に実施される「大阪880万人訓練」と連動して実施しています。今年は訓練実施日に大阪府下に大雨警報が発令されたため,「大阪880万人訓練」は中止となりましたが,本学独自の訓練として,大規模災害等の危機発生時に学生・教職員の安否報告訓練を実施しました。
 訓練は,9月3日13時30分に,大阪府下に震度5強の地震が発生したため安否状況の報告を依頼するメールを,システムから一斉送信し,メールに記載の報告フォームに回答することで自身の安否報告をするものです。未報告者に対しては,24時間おきに再度通知を行い,さらに,本学の公式Twitterでも安否報告を促すなど,回答率の向上を図りました。
 安否報告訓練の回答率は,学生78%(昨年度67%),教職員95%(昨年度93%),全体では80%(昨年度は68%)となり,学生の報告率が大幅に向上しました。(小数点第1位四捨五入)
 本学では,今後も引き続き,防災に関する訓練等を継続して実施し,平時からの防災意識を高めるとともに,万が一の緊急事態に備えた体制作りに備えていきます。

教職員含めた全体の回答率と学生の所属ごとの回答率

教職員含めた全体の回答率と学生の所属ごとの回答率

演奏の様子

システムから送られた安否確認メール

2021年9月22日掲載
(総務課)