日本新聞協会が主催する「第28回新聞配達に関するエッセーコンテスト」に,附属池田中学校の1年生の伊東葵さん,松井莉子さんが入賞しました。 「新聞配達に関するエッセーコンテスト」は,新聞配達や新聞販売所に関するエピソード,販売所スタッフとの交流を基にしたエッセーを投稿するコンクールで,第28回を数える今回は全国から計3,879編の応募がありました。 伊東さんは「感謝のこころ」と題し,家の近くの新聞販売所の様子や,新聞に関する祖母との思い出を,宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』になぞらえて綴り,優秀賞に輝きました。 松井さんは「優しさのカイロ」と題し,小学生の頃,夕刊を配達していた配達員の方に良くしてもらった思い出を綴り,入選に至りました。 受賞に際し,伊東さんは「小学生の頃から新聞に目を通し,自分でも新聞を購入しています。新聞を学校や家に届け,昔からの文化を受け継いでくださっていることへの感謝を伝えることができてよかったです」と受賞の喜びを語り,松井さんは「エッセーは私の中だけのほんの小さな思い出だったので,賞をいただけてびっくりしました。これからも配達員の方のように人への思いやりを持てる人になりたいです」と決意を新たにしました。 なお,10月2日付の朝日新聞において,伊東さんの優秀賞受賞の記事が,10月13日の朝日新聞および読売新聞において,12日に池田中学校で日本新聞協会の関係者を招いて行われた表彰式の様子が記事として掲載されました。
10月12日(火)に同校で行われた表彰式の様子
2021月10月18日掲載 (附属池田中学校)