理数情報教育系の辻岡強教授が、3月15日(火)に、応用物理学会関西支部より支部貢献賞を受賞しました。同学会は、半導体、光・量子エレクトロニクス、新素材など、工学と物理学の接点にある最先端課題や学際的なテーマに取り組み、学問理論を実社会に適応させることを目的として、本部が1930年、関西支部が1947年に創立された学術団体です。今回、関西支部主催の講座「リフレッシュ理科教室-現代テクノロジー講座」運営への辻岡教授の長年の貢献が認められ受賞に至りました。 同講座は、中学・高校の理科教員や理科教員志望の学生を対象に、現代科学技術が学校で学ぶ理科の内容とどのように関連づいているかを、講習と実験を通じて学んでもらい、学校現場での理科の授業づくりに役立ててもらうことを目的として、実施しているものです。 辻岡教授は、受賞を喜ぶとともに「この講座を通じて、学校の教員が科学技術の面白さを生徒に伝え、若者の理科離れを防いで将来科学技術分野で活躍できる人材養成につながれば幸いです」と語りました。
2022年3月25日掲載 (理数情報教育系)