「教師の学び舎(第13クール)」の第2回講座を7月16日(土)、大学院連合教職実践研究科の庭山和貴准教授が講師となりオンラインで開講し、府立学校教員約30名が受講しました。 「教師の学び舎」は、「府立高校教職コンソーシアム」の加盟校及び大阪府内の公立高校の教員を対象に次代の大阪の教育を牽引するリーダーの育成支援を目的として実施するもので、今年度は「新学習指導要領の着実な実施のために~Society5.0 時代の教育を見据えて~」をテーマに計4回の予定で開講しています。 庭山准教授は、学校全体で取り組むポジティブ行動支援や応用行動分析学に基づく行動・学習支援を専門とし、「個別最適化に向けた学習の創造と子どもの支援」をテーマに説明しました。 講義は、学習指導における目標(何ができるようになるか)を定めた上で、指導方法を選択することの大切さやその達成を妨げる要因などについて説明し、それらを克服するための効果的な指導法について、2回のグループワークを活用し情報共有を行いました。グループワークは担当教科別に分けられ、参加者たちは担当教科特有の課題も交えながら積極的な議論を行いました。 受講生からは「他校の教師の意見を聞くことができ参考になりました」「実践に役立つ内容でしたので、普段の授業や様々な活動に反映できそうです」などの感想が寄せられました。
(広報室)