本学ダイバーシティ推進事業「附属特別支援学校高等部でのLGBTQへの理解と推進」の一環で、12月7日(木)に「多様な生き方」と題してLGBTQ当事者であるJUNさんをゲストティーチャーとして招き、同校高等部Lコースの道徳の時間に特別授業を実施しました。
授業では、慣習にとらわれずに様々な考え方をもっている人がいることや、LGBTQ当事者が困っていることについて考えながら、LGBTQでも、そうでなくても、多様な生き方をしている人がいることを学びました。
その後、生徒たちは「もし性別のことで困っている人がいたら、あなたはどのように対応しますか」という課題に対して、授業を振り返りながらJUNさんや道徳の授業を担当している松本宜明教諭と一緒に考えました。
授業を終えJUNさんは、「授業を行う前に見学や打ち合わせをさせていただいたことで、徐々に授業のイメージができました。生徒たちと楽しく話し合えてとても楽しかったです」と感想を述べました。松本教諭は、「生徒たちは、JUNさんの話が始まると大変興味を持っている様子でした。また、一生懸命に考えて理解しようとする姿勢が見えました」と振り返りました。 同校の岩﨑弘副校長は「次回1月に予定している授業にでも、本学ダイバーシティ推進室と連携しながら準備を行っていきたいです」と抱負を述べました。
JUNさんと意見を交わす生徒
LGBTQが身近に感じるような例え話する松本教諭
授業を行うJUNさん
(附属特別支援学校)