大阪教育大学修学支援奨学金(*1)及び大阪教育大学教育振興会奨学金(*2)の目録授与式を、11月27日(水)に柏原キャンパスで挙行しました。
今年度は、修学支援奨学金奨学生に29名(内、私費外国人留学生20名)、教育振興会奨学金奨学生に25名が選ばれました。
修学支援奨学金目録授与式では、岡本幾子学長が奨学金目録を授与し、奨学生に向けて「国内外で、課題問題が複雑に絡み合う困難な時代だからこそ皆さんのような若い力が社会にとってとても重要です。特に教育の分野では未来を担う人材の育成がますます求められています。皆さんには、将来の目標に向かって、引き続き勉学に励んでいただき、大阪・日本ひいては世界の幅広いフィールドで社会に貢献できる人材として成長されることを期待しています」と激励の言葉を送りました。
修学支援奨学金奨学生は、奨学金授与に対する感謝の気持ちを述べるとともに、「この度は奨学金をいただく立場ですが、将来は日本や海外といった線引きを超え、学びたいと願う子どもに手を差し伸べられる存在になりたいです」「私は数学が大好きで、将来も数学に関わる仕事に就きたいと考えています。外国人として塾講師を志望するのは決して簡単ではありませんが、挑戦し続ける覚悟で就職面接に取り組んでいます」と将来の目標を語りました。
続いて教育振興会奨学金目録授与式では、高橋睦実教育振興会会長に代わり、峯明秀理事・副学長が奨学金目録を授与し、「令和6年度大阪教育大学教育振興会奨学生の25名の皆さん、本日はおめでとうございます。皆さんは在学中、学ぶ努力を怠らず、優秀な成績を収めました。今回奨学生の皆さんに教育振興会から奨学金を授与できることについて、教育振興会会長として大変喜ばしく思います」との奨学生に向けた高橋教育振興会会長のメッセージを代読しました。
教育振興会奨学生は、「大阪教育大学で学業や課外活動に専念できるのは教育振興会の皆さまのご支援あってこその事だと思います。今日この場をお借りして感謝の気持ちをお伝えできること、本当に嬉しく思います。皆さまの期待に応えられるよう、残りの大学生活や卒業後も積極的にさまざまな事に挑戦し、経験を積んでいきたいと思います」と、これまでの学生生活に対する教育振興会の支援への感謝と自身の今後の抱負を述べました。
*1 大阪教育大学修学支援奨学金…経済的理由により修学に困難のある学生を支援することを目的とし、趣旨に賛同する個人・団体から募った寄附を原資として創設したもの *2 大阪教育大学教育振興会奨学金…経済的理由により修学が困難な学生の中から、人物・学業成績に優れた者を支援するために創設したもの
授与式の記念撮影
(学生支援課)