柏原キャンパス未来型教室完成披露会を、12月25日(水)に柏原キャンパス共通講義棟A-313教室にて開催し、教職員や関係者をはじめ、約60人が出席しました。
披露会の開会あいさつで岡本幾子学長は「本年4月に天王寺キャンパスにみらい教育共創館がオープンし、施設内には『未来型教室フロア』が複数配置され、産官学連携のもとみらい教育セミナーをはじめとする施設設備の活用が行われています。この度、柏原キャンパスA-313教室において先進的な教育環境が実現したことで、教員養成フラッグシップ大学として、これまで以上に産官学連携や大学間連携など、全国的な教員養成ネットワークの構築と成果の展開が期待されますので、『問い続け、寄り添える教師』を育てる教職プログラムの全国展開と、組織連携を担う教員養成フラッグシップ大学として、未来型教室を大いに利活用していただくようお願いします」と述べました。
続いて、本教室の改装や設備導入を手掛けた株式会社内田洋行より、未来型教室の特徴や教室前方に設置されたリアルサイズ表示用プロジェクターなどの機能紹介が行われました。その後、理数情報教育系の仲矢史雄教授とAZURE・PLUS株式会社より、教室後方に設置された、全国の大学で初めて導入されたVRプロジェクターの機能紹介が行われ、VRゴーグルを着用せずにVR体験ができるためゴーグルの着用が困難な小学生などへの活用が期待されることや、360度カメラを活用したスポーツの戦術研究事例などが紹介されました。
最後に、鈴木剛理事・副学長が「4月に天王寺キャンパスにオープンした『みらい教育共創館』の3階・4階に設置されている『未来型教室』にて各種イベントを開催してきましたが、今回、柏原キャンパスにも『未来型教室』ができ、天王寺キャンパスと連携した授業展開を期待しています。新しい設備を用いてどのように新しい授業ができるかは工夫次第なので、さまざまなアイデアを展開し、教員をめざす学生の学びを支えていただくようお願いします」と締めくくりました。
開会のあいさつをする岡本学長
360度カメラの活用方法について説明する仲矢教授
VRプロジェクターを活用したバレーボールの戦術研究事例紹介の様子
閉会の挨拶をする鈴木理事・副学長
教室前方に設置されたリアルサイズ表示用
全国の大学で初めて導入されたVRプロジェクター
【教務課】