大阪商工会議所やみらい教育共創館オープンラボ入居法人と産学連携の推進や教育の高度化についての意見交換会を、2月17日(月)にみらい教育共創館で開催しました。
未来教育共創推進統括担当の水野副学長が大学紹介を行い、理数情報教育系の中村航平特任講師が、令和8年度に開講予定の授業科目「アントレプレナーシップ概論」についての発表を行いました。この授業科目は教育協働学科の学生にとって必修科目となり、受講生は、企業等が直面している課題に対して、実際に企業等と連携して解決を図る予定となっています。
その後、大阪商工会議所 産業部 部長 松本敬介氏が、学生が社会と関わる意義を強調し、教育における実践の重要性を提唱しました。続けて、大阪商工会議所と大阪工業大学が立ち上げた、オープンイノベーション拠点Xport[クロスポート]の取り組みを紹介し、学生が企業と連携してプロジェクトに取り組む機会の拡充について議論を行いました。また、株式会社MBSメディアホールディングスの赤城賢彦氏が、同社による「放送波を用いない事業の創出」に関する現状を紹介し、メディア会社と教育の新たな連携の可能性について意見を交わしました。最後に、教育現場と企業の関係性についても議論し、大学の授業運営のノウハウを企業に共有するアイデアや、学生のキャリア支援の強化について意見交換を行いました。
本学は、今後も教育界だけではなく、産業界などさまざまな現場の意見を取り入れながら、教育の発展に貢献してまいります。
会場の様子
意見交換の様子
(総務課)