教育協働学科芸術表現専攻音楽表現コースの学生による音楽鑑賞会を2月20日(木)に附属幼稚園で開催し、園児約150人とその保護者らが参加しました。
プログラムでは、『可愛くてごめん』(Honey Works)や『アイドル』(YOASOBI)など、子どもたちに馴染みのある楽曲を披露し、演奏中、園児たちは演奏に合わせて身体を動かしたり、口ずさんだりしながら鑑賞しました。
楽器紹介では、学生たちが工夫を凝らし、フルートの演奏技法を応用した"ちくわ"での演奏や、ファゴットを分解し、演奏しながら組み立てるといったパフォーマンスを披露し、楽器への興味を引き出す試みを行いました。
演奏を行った学生は「音楽表現コースでは、毎年約5回のアウトリーチ活動を幼稚園から中学校で行い、プログラムや演出の考案・出演学生の専攻楽器に合わせた編曲・MCまでを学生が担っています。例えば今回の『楽器紹介』では、学生それぞれが鑑賞者を楽しませる工夫を凝らした演出で自身の専攻楽器を楽しく紹介しました。毎回異なる対象者に合わせてその心を動かす要素を熟考し、ゼロから演奏会を作り上げるプロセスには、日々の演奏技術の鍛錬以上の大きな価値があると実感しています」と感想を述べました。
鑑賞会の様子
楽器紹介("ちくわ"で演奏している様子)
(表現活動教育系)