「ジェンダー視点で診断する社会・教育・メディア」ワークショップを2月22日(土)にみらい教育共創館で開催し、本学附属高等学校3校舎(平野校舎(拠点校)、池田校舎(共同実施校)、天王寺校舎(連携校))の生徒と関西大学の大学院生が参加しました。
このワークショップは、各国の社会・文化的背景の違いから、それぞれの国のジェンダーに関する諸課題や、相互に意見交換や発表を通じて各国の視点を学び、理解を深めることを目的に、本学留学生の協力のもと英語を用いて実施しました。
講師に関西大学名誉教授の久保田真弓氏を招き、生徒たちはジェンダーに関連する広告を見てグループで考え、どんな社会・文化的背景がジェンダーについての考え方に影響を与えているかを可視化する「毛糸」を使ったグループ活動などを通じて学びを深めました。
参加した生徒は「留学生の話を聞いて文化の違いを学べました」「社会全体がジェンダーについて新しい考えを持ち、アプローチしていく必要があると思いました」などの感想を述べました。
このワークショップは文部科学省からの受託事業「WWL事業地域アドバンスト・ラーニング・ネットワーク構築のための委託事業(*)」の取り組みとして実施しました。本学では高校生を対象にしたさまざまなイベントやワークショップなどを今後も随時開催していきます。少しでも興味がある高校生は、本学のWWLウェブページをご覧ください。
*WWL事業地域アドバンスト・ラーニング・ネットワーク構築のための委託事業…関西地域のWWL拠点校やイノベーティブなグローバル人材育成を実施する高校との連携促進機能を有した取り組みを通じて、関西地域の各事業拠点間のネットワークを構築し、WWL事業全体の効果的な実施をめざす、文部科学省が推進する事業
講義をする久保田関西大学名誉教授
留学生との意見交換の様子
グループ発表の様子
毛糸を使ったグループ活動の様子
(附属学校課)