大塚製薬株式会社関西第一支店営業二課の石田愛子課長補佐と大阪藤井寺保健所地域保健課感染症チームの寺田有里保健師を講師に招き、熱中症予防講義と性感染症講義を5月14日(水)に柏原キャンパスで行い、体育会に所属する31団体から部員やマネージャーが250人参加しました。
熱中症予防講義では、一般的な熱中症対策の知識だけでなく、救急車を呼ぶ判断基準、脱水状態の把握方法、熱中症が起こるメカニズムや、近年注目されるプレクーリング(*)などといった予防方法を学びました。
性感染症講義では、後天性免疫不全症候群(AIDS)や近年感染者の増加する梅毒について、大阪府内の感染状況、感染したときの潜伏期間・症状や治療、予防方法、検査・相談の方法などについて説明を受けました。
参加した学生からは、「熱中症について、説明も図表なども分りやすく、競技者としてありがたかったです」「性感染症について、一生をかけて治療しないといけなくなるのが嫌なので、予防も含めてしっかり考えて行動していきたいと感じました」「将来、小中高校の先生になったり部活の指導をすることになったりする学生も多いと思うので、適切な対処法を学べ、また保健の授業づくりにも生かせる知識を得られたと思うので良かったです」などの感想がありました。
*プレクーリング…運動前に身体を冷却すること
熱中症予防講義の様子
性感染症講義の様子
(学生支援課)