博士後期課程を共同で設置する北海道教育大学・大阪教育大学・福岡教育大学は、未来共創シンポジウム「教員養成改革の未来を展望する－3大学共同による博士後期課程設置の視座から－」を8月9日（土）に東京都内での対面およびオンラインのハイブリッド形式により開催し、博士課程への進学を希望する学生や現職の学校教員、大学教員など、対面・オンラインを合わせて102名が参加しました。
本シンポジウムは、本年4月に3大学が博士後期課程「共同学校教育学専攻」を、教員養成系大学による共同博士課程として13年ぶりに設置したことを契機に、新たな時代に貢献する教師の育成について多角的に展望することを目的としたものです。
冒頭では、北海道教育大学の後藤ひとみ理事による基調報告として、教員養成系博士課程の設置趣旨についての説明が行われ、続く第1部では、文部科学省 総合教育政策局教育人材政策課長の大江耕太郎氏より、教員養成の高度化に向けた取り組みについて説明があり、第2部では、蛇穴治夫前北海道教育大学長、林泰成上越教育大学長、水野治久副学長による教員養成および教員養成学に関する発表と提言が行われました。
参加者からは、「臨床的研究の意義と必要性を理解できました」「教員養成の重要性を再認識し、多くの学びと刺激を受けました」「自分自身が博士課程でどのように成長していけるか、未来が楽しみになりました」などの声が寄せられました。
シンポジウムの様子
（経営戦略課）