公開講座「イライラと上手につき合う方法を学ぼう!~小学生からのアンガーマネジメント~」を、8月6日(水)・7日(木)の2日にわたり天王寺キャンパスにて開催しました。
本講座は、総合教育系の寺坂明子准教授らの実践研究に基づく共著書『いかりをほぐそう:子どものためのアンガーマネジメント』(東京書籍)をベースにしたもので、①いろいろな気持ちに気づく②いかりの気持ちに気づく③いかりをほぐす④別の考え方を見つける⑤自分の気持ちや考えを伝える、という5つのレッスンを通じて、自分の気持ちに気づき、建設的に表現する方法を学ぶものです。講義では、教育学研究科高度教育支援開発専攻心理・教育支援コースの大学院生10人が、心理実践実習の一環としてファシリテーターを務め、近隣の小学校や本学附属小学校の3~6年生16人が参加しました。
参加した児童からは「いかりにはレベルがあるとわかりました。いかりほぐし作戦が楽しかったです」「これからいかりほぐし作戦を実行しようと思いました」などの感想が寄せられました。
また、見学していた保護者からは「学生が子どもにたくさん話しかけていて和やかな雰囲気で講座が進んでいてよかったです」「内容が行き届いており、とても満足しました。子どもも楽しかったようです」との声がありました。
心理・教育支援コースでは、今後も社会貢献と大学院教育の一環として、地域の子どもや保護者を対象とした心理教育プログラムの提供を継続してまいります。
アンガーマネジメントについて学んでいる様子
グループワークの様子
電子黒板を用いたワークの様子
(総合教育系)