「海外文化研究」台湾研修を実施

2025.12.01New

「海外文化研究」台湾研修を実施

 「海外文化研究」台湾研修を10月31日(金)~11月3日(月)の4日間にわたって台湾で実施し、表現活動教育系の出野文莉教授と9人の学生が参加しました。

 今回の研修は、日本で普段体験することのない台湾の書道や水墨画の学びを通して自分の視野を広め、従来と違うものの考え方を学ぶグローバルな体験を目的として実施したものです。

 1日目は台湾の古い街並みを残している九份老街を見学しました。学生たちは見慣れない風景を眺めた後、筆でさまざまな色を散りばめて書く花文字も見学しました。 2日目は中央研究院歴史文物陳列館を訪れ、鹿骨や亀甲に彫られた甲骨文字や殷周の青銅器を観察しました。その後、故宮博物院を訪問し、中国の蘇東坡・黄庭堅・董其昌などの有名書家の古典作品や水墨画・玉器などを見学しました。 3日目は国立台湾芸術大学を訪れ、書画芸術学系の教員に書法や水墨画を学びました。 参加した学生は「普段習うことのない水墨画の学習は非常に興味を引きました」と感想を述べました。 4日目は雲端博物館を訪れ、王鐸・傅山などの古典作品を見学しました。

 出野教授は「学生たちが海外でのいろいろな体験を通して、グローバルな体験ができたことは貴重な収穫でした」と述べました。



書法の授業風景

水墨画の授業風景
水墨画の授業風景

国立台湾藝術大学書画芸術学系での記念写真
国立台湾芸術大学での記念写真


(表現活動教育系)