総合教育系の中橋美穂教授と表現活動系の松井祐教授が、キッズプラザ大阪と協働で、「遠足のヒント集 多文化ひろば編」を発行しました。本学とキッズプラザ大阪は、2022年2月より教育等の分野において連携協力するための協定を締結しています。
この冊子は、中橋教授と松井教授がキッズプラザ大阪の「多文化ひろば」が、幼児期や学童期のこどもたちに与える影響や効果について、初等教育教員養成課程の幼児教育専攻中橋ゼミと小学校教育専攻松井ゼミの学生による、こどもの発達や学びの特性についての検討、幼児期のこどもを対象とした観察・記録をもとに、2022年11月から1年にわたりキッズプラザ大阪と検証を重ねた成果物です。
本取組は、「大阪市教育振興基本計画」及び「大阪市の『就学前教育カリキュラム』等による幼児教育の実践・普及」に関して、相互の発展・充実に寄与する目的で行なわれ、すでに発行されている「園外保育のヒント集」の第2弾としてまとめられました。
また、多文化ひろばに設置されている様々な国の楽器について事前に学習できる「せかいのがっきかるた」の教材づくりにも協力しました。作成した冊子は、大阪府内の幼稚園、こども園、保育所、小学校へ配布され、保育・教育現場で活用されています。
2月14日(水)には、大阪教育文化振興財団理事長、キッズプラザ大阪館長、大阪市教育員会事務局担当者らが岡本幾子学長を表敬訪問し、「遠足のヒント集」発行の経緯を報告しました。
なお、作成した冊子は本学附属図書館本館及び天王寺分館にも配架しています。
「遠足のヒント集」表紙(186KB)
「せかいのがっきかるた」(395KB)
学生による観察・記録の様子
学生による調査の様子
表敬訪問
(総合教育系、表現活動系)