本学附属幼稚園が,11月23日(土・祝),保護者による手作り給食を実施しました。 附属幼稚園では昭和26年より長きにわたり,手作り給食を続けており,全国でも稀な取り組みとして,平成21年には全国附属学校園PTA連合会から表彰を受けています。 近年,仕事を持つ母親の増加に伴い,日頃の給食作りにも父親の参加が多くみられるようになり,「お父さんだけで給食を作りたい」という保護者の希望があがっていたこともあり,今回は, 父親による給食作りが実現しました。 9月に改修されたばかりの新しい給食室は調理の様子を見ることが出来るようになっており,子どもたちと保護者合わせて300人分の給食を汗をかきながら懸命に作る父親らの様子を子どもたちは興味津々で見守りました。 当日のメニューは,「中華ちまき」「すまし汁」「リンゴゼリー」の3種類。父親らは,子どもたちの「おいしい!」という声に大満足の様子で,「ぜひ,もう一回したいです!」との感想を多く寄せました。 給食作りを見守った牧之瀬PTA会長は,「男女共同参画が進む中,伝統的に受け継がれてきた給食作りにお父さんも積極的に参加し,子どもたちの食育を推進していきたいと思います」と語りました。
給食室をのぞく子どもたち
給食作りに奮闘する父親たち
園庭で給食を楽しむ様子
(附属幼稚園)