本学教職員の子どもを対象にした短期託児プログラム「キッズサマーキャンパス2019」を8月21日(水)と22日(木)の2日間にわたり柏原キャンパスで開催し,5歳から小学校5年生まで,延べ約60人の子どもたちが参加しました。 この企画は,平成29年度に本学の男女共同参画助成の採択企画として初めて実施して今年で3年目。昨年度から引き続き,大阪市立大学・和歌山大学・積水ハウスと本学との連携で取り組む文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の一環として実施したものです。 学生と教員がプログラムの企画から協力して,「さむらいになろう!スポーツチャンバラに挑戦」「粘土でお皿作り」「身近な自然や科学現象を題材にした科学おもちゃ作り」「様々な材料を使った色あそび」など,子どもたちが年齢を問わず楽しめるような様々なプログラムを展開しました。 子どもたちは,「スポーツチャンバラに挑戦」で,ルールや相手を思いやる気持ちを学びながら行うゲームに挑戦したり,「粘土でお皿作り」で,どろんこ遊びした後,カラフルな粘土で模様をつけて自分だけのお皿をデザインしました。ほかにも,「科学館体験」で,ペットボトルとゴムの空気砲おもちゃ作り,「色あそび」で,大きな画用紙に絵の具やパスでの色付けのほか,こすりだしや葉っぱプチプチを使った版画にも挑戦しました。さらに,教職員が事務室で働く様子を見学し,学長室も訪問しました。 参加した子どもたちは,「スポーツチャンバラのさむらいのしっぽとりで,取られないように走るのが楽しかった」「焼く前の粘土と焼いた後の粘土の色がちがうのですごいと思った」「お父さんお母さんの働いているところが見られて嬉しかった」などと笑顔で話しました。子どもを参加させた教職員は「帰宅後も,子どもが楽しかったことを次々と話してくれた。子供たちにとって職場を見学したり,様々なプログラムを体験したことは貴重な機会だった」「サポートしてくれた学生とも仲良く過ごせたようで,将来,このような学生たちが先生になることを想像すると楽しみです」「普段の学校や保育園とは違う環境で,はじめはなじめないかと思ったが,子どもが楽しんできたことがわかり安心しました」と感想を寄せました。
スポーツチャンバラ
どろんこ遊び
学長室訪問の様子
(人事課)