お菓子で学習できる無料アプリのプログラミング教材「GLICODE®(以下,グリコ―ド)」の体験イベントを7月28日(金),附属図書館内たまごギャラリーで開催しました。 2020年の学習指導要領改訂に伴い,小学校でプログラミング教育が必修となります。江崎グリコ株式会社が開発したタブレット・スマートフォン向けアプリケーション「グリコ―ド」は,同社のお菓子をルールに基づいて並べカメラで読み取ると,お菓子の並びがプログラミングの命令に変換され,それに従って画面内のキャラクターが動きます。障害を避けてキャラクターをゴールまで導くというゲームを通して,「順番に実行」「繰り返し」「場合分け」というプログラミングの基礎的な考え方を楽しく学ぶことができます。同社は「グリコ―ド」を活用したプログラミング教育の共同研究を開始しており,本学情報処理センターの尾崎拓郎助教が参加しています。 今回の体験イベントは,この先教員となる学生にプログラミング教育への意識を高めてもらおうと,附属図書館が実施しました。会場ではプログラミングに使うお菓子が配布され,参加者たちは夢中になってゲームを楽しんでいました。 体験アンケートでは「現代の子どもの興味を引きつける教材になっている」「プログラミング教育の導入として面白い発想だと思う」などの感想が寄せられ,全員が授業に取り入れたいと回答しました。 好評につき,11月10日(金)に再度イベントの開催を予定しています。※「GLICODE®」は江崎グリコのプログラミング教材の登録商標です。
(学術情報課)