北海道教育大学、大阪教育大学及び福岡教育大学は、共同教育課程による博士後期課程の設置に向けて、文部科学省へ設置計画書等を提出しておりましたが、この度、大学設置・学校法人審議会の審査の結果、設置を可とする旨の伝達があり、令和7年4月に共同学校教育学専攻を設置することが認められました。
共同学校教育学専攻の概要については、こちらをご覧ください。
なお、共同学校教育学専攻(博士後期課程)の入試情報、学生募集要項および願書については、本学ウェブサイトの入試情報ページ等を通じて随時公表いたしますので、出願に当たっては、必ず最新情報をご確認ください。
「共同学校教育学専攻」の設置に係る学長コメント 子供の教育を取り巻く社会状況や学校教育が抱える課題の複雑化を鑑みると、「教員養成の高度化」には、臨床的な研究力と教員養成の学識をともに備えた専門性豊かな大学教員や教員研修の専門家の育成が急務であり、その育成を担うため、3大学が共同して博士課程の設置に向け取り組んでまいりました。 この度、教員養成系単科大学による博士課程としては約10年ぶりの新設が実現に至ったことは、昨今の学校現場を取り巻く状況を踏まえると、非常に意義深いことであると考えております。 これまで各大学が取り組んできた教員養成の実績を活かして、新たな時代に向けた取り組みを進めるため、全国を縦断するネットワークを構築しつつ、学校現場をフィールドとした臨床的研究によって教育課題の解決に寄与する大学教員や教員研修の専門家を育成するとともに、教員養成モデルや教員養成学の開発、個別地域に留まらない全国レベルでの課題解決につながる臨床的研究を行うことで、日本の教員養成と学校教育を牽引すべく尽力して参ります。
令和6年9月3日 北海道教育大学長 田口 哲 大阪教育大学長 岡本 幾子 福岡教育大学長 飯田 慎司