高校生府立高校教職コンソーシアムとの意見交換会を実施

2021.01.19

高校生府立高校教職コンソーシアムとの意見交換会を実施

 大阪府立高校42校が加盟する「府立高校教職コンソーシアム」と大阪教育大学との意見交換会を,ホテルプリムローズ大阪で1月8日(金)に開催しました。
 同コンソーシアムは,「教員になること」を具体的にイメージできる機会を高校生に提供し,すぐれた資質を備え時代を担う魅力ある「教員」を育てる,ことを目的として結成された組織です。7年目を迎える今回の意見交換会は,新型コロナウイルスの感染拡大状況を受け,感染防止策を講じることに加え,参加人数を例年の半数以下に限定し,同コンソーシアムから10人,本学から16人の計26人が参加しました。
 栗林澄夫学長と幹事校を代表して大阪府立八尾高等学校の藤井光正校長が挨拶した後,総合教育系の池嶋伸晃教授が,高校生育成プログラム「教師にまっすぐ」,教員の教師力を向上させる「教師の学び舎」などの今年度の連携交流事業について報告しました。引き続いて,研究・学生支援担当の片桐昌直理事より,本学の入試改革及び学校推薦型選抜(特別枠)の概要について説明があった後,総務担当の新津勝二理事より,教師の魅力向上に係る取組の一環として,本学が全国の教師等教職経験者から集めている教師冥利に尽きるエッセイの投稿数について報告がありました。
 出席した校長からは「高校生育成プログラム『教師にまっすぐ』の参加人数は年々増加しており,収容定員も限界に達しつつあるかもしれませんが,次年度もできる限り多くの高校生を受け入れていただきたい」といった声があがりました。
 本学では,同コンソーシアムとこのような協議の場を定期的に設けることで,連携の強化を図るとともに,社会の要請に応じた事業を推進していく予定です。

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2021年1月19日掲載
(広報室)